刈り取ったヘナの枝は、この場で乾燥します。砂漠地帯なので数日で乾燥が完了します。太陽をたっぷり浴びて育ったヘナ葉は、主成分ローソニアアルバがたっぷり詰まっています。

乾燥した葉はヘナマーケットに隣接する工場へと運び込まれ、砂漠の砂などが取り除かれます。

2016年秋、ヘナの主産地、インドのソジャットを訪問。ヘナ畑での収穫、そしてヘナの工場を視察してきました。

湿度が低く、気温は40度を超え、太陽光がチクチクと刺さる炎天下のなか、収穫機などの機械を使用することなく、鎌を片手に持ち、手作業で刈り取っていきます。

ヘナの工場内では・・・

日本の製粉工場を繰り返し視察して出来たヘナ工場。この工場は、インドのヘナ工場の中で一番衛生管理などが行き届いてます。

機械選別されてきたヘナの葉。メッシュフィルターで不純物を取り除き、その後は手選別でヘナ葉だけにされ、より純度の高いヘナ葉だけがグラインダーで微粉末加工されていきます。

香辛料ばかりの食事は正直キツかったですが、ヘナの持つ特性などについて、理解を深める良い機会になりました。